• 次に、東和薬品RACTABドームの25m公認プール化についてお伺いします。
    競泳の記録を公式記録とするためには、公益財団法人日本水泳連盟の認定を受けた、いわゆる公認プールが必要です。府内には25m公認プールは7ヶ所あることは承知していますが、その中でも競技大会における観覧スペースや選手の更衣室等を備えた施設は更に少なく、大会開催日の施設確保が難しく、確保できない場合は和歌山県や山口県等、他府県まで行かざるを得ない状況です。また大会に備えた練習でも、タイムが出やすく施設が整っている他府県に定期的に練習に出ていかねばならず、府内で競泳選手が育ちにくい環境になっています。
    門真市にある「東和薬品RACTABドーム」には50mサブプールがあり、観覧スペースや更衣室等があることから、競泳大会を実施する上での条件が整っています。また各高速道路にもアクセスよく、この場所での25m公認プール化は、大阪の競泳の向上にも資すると考えます。ここで公認プール化を進めるのはいかがでしょうか。
    例えば、普段は50mの一般利用や競技に供し、必要に応じて仕切りを一時的に入れ、25m公認競泳用にする案も考えられますが、見解をお伺いします。
  • (教育長答弁)
    ○ 議員ご指摘の東和薬品RACTABドームのサブプールは、現在50mの公認を得ているが、新たに25mの公認も得るためには、大規模改修、または取外し可能な仕切り壁の設置のいずれかの方法を取ることになると思われる。

    ○ 大規模改修については、サブプールにプールの床が上下する機構が備えられているため、改修費が数億円必要となると想定される。また、仕切り壁については、重量物であることによる利用者の安全保障やプール床の耐荷重等の課題があると聞いている。

    ○ これらのことから、現時点ではサブプールで25mの公認を受けることは困難と考えており、現存する府内7ヶ所の25m公認プールの活用をお願いしたい。
  • 仕切り壁は重量が課題とのことでしたが、材質・構造で相当変わるのではないかと思います。
    大阪と東京でも公認施設数の差は大きく、大阪でも既存の施設を活かしながら、公認化と利用しやすい環境整備を進めていくべきと求めておきます。