• 先日の我が会派の代表質問において、万博後の大阪での空飛ぶクルマのビジネス化に向けた府の取組についてお尋ねしたところ、商工労働部長より、離着陸場の整備や観光分野での商品化を進めるために、観光ルート開発に必要なデータ等についてスピード感を持って調査し、事業者に提供することで事業者を支援していくという、そういう御答弁でした。観光分野におけるビジネス化の実現に向けて、どのように離着陸場整備を進めていくのか、産業創造課長にお伺いします。
  • 〇離着陸場につきましては、これまでに整備を支援した府内二か所に加え、空飛ぶクルマのビジネス化に当たって、さらなる整備を進める必要はありますが、現在、国において、機体や運航管理技術の動向なども踏まえて、離着陸場整備の基準の策定に向けた検討が行われているところでございます。

    〇一方、大阪でのいち早いビジネス化に向けては、離着陸場の整備を促すことが不可欠でありますことから、今年度は、府が作成した離着陸場ガイドブックを活用した事業者向けのセミナーや相談会を実施し、大阪、関西の建設業や鉄道業、情報通信業、旅行業など幅広い業種から、延べ六十六社に参加をいただいたところでございます。

    〇来年度は、離着陸場ビジネスに関心を有するこれらの事業者等に対しまして、事業性が見込まれる離着陸場の候補地の条件や、運航ルートを設定する上での条件を示すための観光商品開発に向けた調査事業を実施し、府内における陸地離着陸場整備を促してまいります。

    〇引き続き、大阪でのビジネス化に向け、国における制度整備の状況も見極めつつ、空飛ぶクルマの離着陸場整備を進めてまいります。
  • 今日も朝、テレビで万博のことをやっていまして、その中で空飛ぶクルマのこともやっていました。実際飛んでいるのとかを目にし出すと、世の中の空気も一気にそういったものをやっていこうみたいな話になってくると思いますし、大阪でビジネスにするとしたら、観光ということでかじを切っていただいたというのは、これは期待をしているところです。それを実際やっていくにおいては、やはりこれから予定のIRとかとの連動というのも出てくると思いますので、そうした部分というのは他部署ともしっかり連携を取りながら、このビジネス化に向けてしっかり次年度も進めていっていただきたいなと思っています。