学校給食について

  • 次に学校給食について、先月20日、市立小学校の学校給食のうち、21校のごはんの提供を中止するといった事案がありましたが、その経過と概要についてお伺いします。
    また、主食のごはんを止めるということはとても大きなことであると思っています。
    通常は異物混入があったからといって、それだけでごはんを止めることはないとお聞きしています。
    この規模で給食を止めたのはオイルショック時までさかのぼるのではと言う話もありました。
    朝ご飯を食べられない子どももいる中、給食が大切な食の確保であるにもかかわらず、ごはんを何故止めたのか、あらためて確認します。
  • 5月20日の市立小学校21校の給食のごはん提供を中止した事案について、当日、午前9時過ぎに、守口市より、枚方市で提供している精米への異物混入や衛生環境に関する情報提供があったことから、まず最優先される子どもたちの安全面を考慮して、午前10時に提供の中止を決定し、その決定を21校すべてに連絡しました。
    ごはんについては給食時間内の代替品の手配ができず、給食の時間に主食以外のみ献立通りの提供となりました。
    その後、情報を整理したうえで、午後2時過ぎに21校の学校及び保護者に状況説明の通知、市議会等へ情報提供、その後、午後9時半ごろには市ホームページで市民の皆様への周知にあたりました。
    なお、23日以降の給食に使用する精米につきましては、業者を変更し、その精米工場の現場確認を行うことで、品質管理、衛生管理、汚染防御管理など安全性が確保されていることを確認しています。
    当初の情報処理に時間的余裕がなく、情報発信、各所への報告に混乱もあり、時間がかかりましたことに、あらためて関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
  • ごはんを止めるという重要な判断に関し、第一報の発し方に問題があったと言わざるを得ません。
    情報の収集と整理に混乱があったとはいえ、学校現場に大変な混乱、そして保護者に大きな不安を与えたことは事実です。
    保護者の中には心配のあまり、おにぎりを作って持ってこられた方までいると聞きました。
    また当日、ごはん提供を中止した21校以外の小学校への周知はなかったとも聞いています。
    当日の学校現場において、例えば代替となる主食の提供を求める声もあったと聞きますが、全校でなくとも一部だけでもできたのではないか。学校からは20日当日、またそれ以降にどのような苦情や相談があったのか、伺います。
  • 当日にはごはんの代わりとなる代替品の提供を求める学校長からの要望もいただいております。
    教育委員会では、代替品については、給食提供までのぎりぎりの時間まで各方面に連絡を取り検討しましたが、いずれも数量が大きく不足し、すべての学校に行き渡らない、あるいは提供までに相当な時間を要するため提供できないという結果となりましたことは、今後の課題と認識しています。
    20日当日以降も、「20日中に周知されていたのは21校だけでほかの23校には連絡がなかった」「保護者宛ての文書が学校に送られてくる時間が遅いので即日の周知ができない」などのご意見をいただいてきたところであり、6月7日の校長会などでお詫びと今後あらためることを説明してまいりました。
  • 教育委員会としてリスク対応が定まっていなかったことが問題です。
    当日には代替品についても説明が十分されないままに結局は提供がされなかった、全小学校周知が一斉ではなかった、学校への連絡が遅い、こうしたことから学校現場と教育委員会の信頼関係が揺らぎかねない事態となった訳です。
    異物混入に関しても、食材をたどっていくのには限界があるので、どこまでもとは言いませんが、ぎりぎりのサポートができなかったわけです。
    今回の事案では教育委員会として様々なリスクが見えてきたと思いますが、今後の対応として、改善策・リスク回避について、どのように総括されているのか、教育長にお聞きします。
  • まず、この度の事案では、学校、保護者、そして何より児童の皆さんに不安を与えたことについて、深くお詫び申し上げます。
    今回、21校の学校給食で使用している精米の作業工程に衛生環境に関する情報提供があるという前例のない事案であったため、子どもたちの安全面を考慮して、ごはんの提供を中止した判断はやむを得なかったと考えております。
    今後、教育委員会といたしましては、給食の提供中止判断をいつの時点でするか、学校、保護者をはじめ、関係各所への連絡手段をどうするかなどについて、あらかじめ決めておくこと、食材の安全性のチェック体制を確立させることなど、リスクを低減させるための対策を実施し、児童生徒の安全安心な給食の提供に努めてまいります。
  • 今回、児童・保護者・現場の先生・給食関係・校長先生、様々な方からお声を頂戴しました。
    教育委員会でも、どういう影響があったのかを把握し、しっかりと認識いただきたいと思います。
    情報収集・リスク管理・連絡体制・情報提供のあり方・どういった対応を行うのか、様々な切り口があると思いますが、今回のことを教訓に取り組んでいただきたいと要望します。