歯科口腔保健の推進について | 「新しい枚方の創造」の実現に向けて」について

平成28年3月定例月議会 開催日:2016.3.4

  • 歯科口腔保健の推進についてお伺いします。
     
    本市におきましても、乳幼児の歯科健康診査や成人対象の歯周疾患検診等、以前から歯科口腔保健に関する取り組みを進めてきたと認識しています。
     
    今回、市としてどのような目的意識を持って歯科口腔保健を更に推進していかれるのかお伺いします。
     
  • 歯科口腔保健の推進についてお答えします。
     
    歯と口腔保健におきましては、近年、子どもたちの食べる能力の低下、生活習慣病や高齢者の誤嚥性肺炎との関連性等が注目されており、虫歯や歯周病の予防や治療だけでなく、すべてのライフステージにおける歯と口腔の健康づくりが、生活の質を高める上で重要な要素となっていることは認識しているところです。
     
    また、大阪府は、歯科口腔保健法の制定を受け、平成26年3月に、「大阪府歯科口腔保健計画」を策定され、取り組みの方向性を示されたところです。
     
    このような状況の中、中核市に移行した本市としましては、大阪府とともに、市民の歯と口腔の健康づくりを総合的かつ計画的に推進することが求められていることから、「枚方市歯科口腔保健計画」を策定し、取り組みを進めていくものです。
  • 歯科口腔保健を推進するため、大阪府内で初めてとなる口腔保健支援センターを設置するとのことですが、具体的に、今後どのように推進していく予定でいるのか、市の考えをお聞かせください。
  • 口腔保健支援センターでは、障害をお持ちの方など、歯科保健医療サービスを受ける事が困難な方々への、歯科健康診査を実施するなど、新たなサービスを充実させるとともに、学校における健康診断や成人対象の歯周病検診の結果などを分析し、本市における歯科口腔保健の課題や取組の方向性を明らかにして参ります。
     
    また、そうした事を通じて、保健・医療・介護・教育など歯科口腔保健に関連する機関や団体との連携を図り、組織を横断した切れ目のない取り組みを進めて参ります。
  • 組織横断ということで、直接的に市民に接する「すべての部署が連携して歯科口腔の健康づくりに取り組んでいってほしい。