養護教諭の職務内容について

平成25年第4回定例会(第3日) 開催日:2013.12.13

  • 小・中学校では、学校教育法の定めにより、養護教諭を配置するとなっておりますが、その職務について、お伺いいたします。
  • 次に、4.養護教諭の職務内容について、お答えいたします。

    養護教諭は、学校においてさまざまな職務を担っております。児童、生徒の心身の健康状態を把握し保健指導を行うとともに、保健学習を行い、また、校内でのけがや疾病に対する救急処置、健康診断に関すること、学校の環境衛生に関すること、学校保健に関する計画や活動に関すること、伝染病の予防、保健室の運営など、その職務は多岐にわたっております。養護教諭は、これらの業務を他の教職員と連携しながら遂行しています。
    石田義明教育委員会事務局学校教育部長

  • 次に、養護教諭の職務内容については、これは要望としておきます。

    養護教諭が児童、生徒の健康を守るということで、多くの職務を担っていることはわかりました。

    職務の項目の中に健康診断に関することがありますが、子どもたちの健康状態を把握し、その情報を学校保健に役立てていくことは非常に重要と考えます。健康診断から得られる貴重なデータを整理、分析し、子どもたちの健康増進のため、十分に活用していただきたいと要望しておきます。

    そして、近年、社会情勢の変化とともに、学校を取り巻く環境も大きく変化しています。中央教育審議会の平成20年の答申には、養護教諭は学校保健活動の中核的な役割を果たし、メンタルヘルスやアレルギー疾患など、現代的な健康課題の多様化への対応に期待をするというようなことがありました。

    また、先日の清水議員の質問でも明らかになったことですが、不登校の生徒数は年々増加しております。

    こうした課題に学校一丸となって取り組むことは大事ですが、この中で養護教諭が重要な責務を担っているのではないかと考えますので、課題解決に必要な環境整備、関係諸機関との連携を強化することを要望しておきます。