予算編成過程について

平成25年第4回定例会(第3日) 開催日:2013.12.13

  • 他市のホームページを見ていますと、当初予算案の編成過程を公表している団体があります。

    まず、確認の意味で、本市では毎年度の予算編成に当たり、各課が財政課に対し予算要求をされてから、その後、どのような過程を経て最終決定されるのか、お伺いいたします。

  • 予算編成過程について、お答えいたします。

    予算案を最終決定するまでの流れでございますが、まず各部より財政課に予算要求が行われた後、財政課におきまして、要求内容や要求額の妥当性、費用対効果等を確認するとともに、財源の調整や限られた財源の中での精査を行い、財務部としての素案の作成を行います。その後、予算編成に関する事項を審議、調整を行う予算会議を経まして、最終的には、都市経営会議におきまして予算案として決定することとなるものでございます。
    北村昌彦財務部長

  • 次に、予算編成過程について、2回目の質問を行います。

    先ほどは予算案を決定するまでの流れをお聞きしましたが、本市の場合、そうした予算編成過程や各段階の査定額などについて、ホームページに公表されているのでしょうか。

  • 予算案を決定するまでの編成過程等につきましては、公表を行っていない状況でございます。本市では、予算案につきまして、市議会の予算特別委員会における審査を経て、議会で可決いただいた後に、当初予算や主要事業の概要を取りまとめ、『広報ひらかた』やホームページにて公表を行っております。
    北村昌彦財務部長
  • 実際に予算編成過程の公表を行っている団体もあります。予算編成過程の公表に対する意義について、どのような考えをお持ちか、また、今後公表していく考えがあるのか、あわせてお伺いします。
  • 行政としての透明性を高め、市民に対する説明責任を果たす上で、今後の施策の方向性などについて市民に対し明確にしていくことは重要な取り組みであると考えております。そのため、予算編成過程の公表につきましても、手段の一つと考えておりますが、現在、本市においては、予算要求のもととなる施策評価の結果や部の運営方針等の公表を行っているところでございます。

    今後は、他市の状況や動向などを参考に、予算編成過程の公表についての効果や問題点などを見極めていきたいと考えております。
    北村昌彦財務部長

  • 来年4月には中核市に移行し、さらに都市格を高めていくことが重要です。そのために、どのように予算案の編成が行われたかなど、情報公開をより一層進めていくことが必要と考えます。予算編成過程の公表について、今後の方向性として望ましいと考えますが、ぜひ実現に向けて検討いただきますよう要望しておきます。