学校給食の運営について

平成25年決算特別委員会(第2日目) 開催日:2013.10.07

  • 続きまして、学校給食の運営について、お伺いします。

    昨年の決算特別委員会では、学校給食費の徴収率及び食べ残しの割合である残菜率について、さらなる改善の取り組みを要望したところですが、これらを平成23年度と平成24年度の実績で比較するとどのような状況なのか、お伺いします。

  • 学校給食費の徴収率につきましては、それぞれ翌年度の5月末現在の数値となりますが、平成23年度が99.71%、平成24年度が99.69%となっております。

    残菜率につきましては、平成23年度が3.6%、平成24年度が3.4%となっております。
    前村卓志学校給食課長

  • ただいまの答弁では、対前年度比で、徴収率については高止まり、残菜率についてはさらなる改善と感じるところです。残菜率は、全校平均の数値であり、この中でもさらに高い学校もあれば、低い学校もあると思います。

    そこで、提案なのですが、全校長の間で残菜率の共有化を図り、その削減に向けての意識付けを行うとともに、残菜率の低い学校の取り組みを他校にも紹介するなどし、全体的にさらなる改善を図るべしと思いますが、どのような取り組みができるのか、お伺いします。

  • 残菜率の削減につきましては、子どもたちが苦手な野菜でも楽しみながら食事ができるように、ニンジンを星型やハート型に型抜きするラッキーニンジンなどの工夫に取り組んでいるところでございます。

    また、各小学校の栄養教諭や給食担当教諭などで構成する学校給食指導委員会を年6回開催しており、残菜を減らす工夫などについて、情報・意見交換などに取り組んでいるところでございます。

    ただいまいただきました御意見を踏まえ、今後、学校給食指導委員会での取り組みについて検討してまいりたいと考えております。
    前村卓志学校給食課長

  • 残菜率の削減について、小学校給食でさらなる取り組みを進めていただきたいと思います。特に、残菜率の数値を知ることで、校長の意識は高まると思います。小学校での取り組みやノウハウを活用し、今後、実施を予定している中学校給食においても、残菜を減らす工夫を行い、しっかりとした食育につないでいただきたいと要望いたします。