「(仮称)おくやみ手続き窓口運営事業経費」について

    • 議案第54号令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第9号)のうち、議案書111ページの「(仮称)おくやみ手続き窓口運営事業経費」について、質問させていただきます。
      これまで、多くの市民の方から、手続きが煩雑であったり、それぞれ手続きごとに窓口が異なることから、庁舎内をあちこちに移動しなければならないなど、様々な声を頂いてきたところです。
      そうした中で、おくやみ手続きを一括して行うことができ、煩雑な手続きをまとめることができることから、この取り組みに対して期待をしているところです。
      そこで、まず、年間どれくらいの利用を見込んでおられ、どういった体制で窓口を運営するのか、お伺いします。
    • 令和元年度に亡くなられた市民は3,756人であったことから、窓口の利用者を年間最大3,700人と想定しております。
      設置場所につきましては、別館2階の市民室総務担当内とし、来庁者数に応じて、最大3窓口で対応する予定でございます。
    • 体制については一定理解しました。
      亡くなられた方やそのご家族にはいろいろなご事情があり、中には、一家の家計を主として担っておられた方が亡くなられ、残された家族が困窮するということもあります。
      そういった方には、死亡届に伴う手続きを案内するだけでなく、各種の支援制度をしっかりと説明することも大切ではないかと思います。
      今回新しく設置される窓口においても、各種の支援制度についても案内すべきだと考えていますが、市の見解をお伺いします。
    • (仮称)おくやみ手続き窓口は、死亡届に伴う手続きを一括して行うということで、市民室内に設置することとしました。
      相談窓口や支援制度についても、必要に応じてご案内してまいります。
    • おくやみ手続き窓口に相談に来られる方は、行政の手続きになれている方ばかりではありません。
      新しく開設される窓口にも様々なご遺族の疑問や要望が寄せられると思いますが、おくやみ手続きではないから対応しないというのではなく、お役に立てることはないか、常に情報を積極的に収集いただき、対象となる窓口を案内するなど、市役所の様々な窓口が横に繋がって、ご遺族に寄り添った対応をしてほしいと思いますし、引き続き利用者目線、市民目線に立った形でのサービスの改善や拡充を要望しておきます。