「終活」支援の取り組みについて

令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07

  • 高齢化が進む中、可能な限り自分の望む形で人生を締めくくりたいと誰もが願うところですが、そのためには実際のところどうすればいいのか、どういう準備が必要なのか、さまざまな情報が錯綜する中で、市民は不安や疑問を抱えています。

    いわゆる「終活」への支援について、市は今後、どのような考え方のもとで取り組みを行っていくのかお尋ねします。

  • 昨今、市民の「終活」への関心は高まっており、人生の最期まで自分らしく過ごすためには、どこで最期を迎えたいか、また、延命治療や相続のことなど、自分の思いを表明し、身近な方々に伝え、話し合うことが大切であると考えています。

    本市としても枚方市医師会等と連携して、より多くの市民に理解していただけるようエンディングノートの普及を図るなど啓発を進めていきます。

    また、身近に頼れる方がいない高齢者等への支援が、今後ますます重要になると予測されることからも、ご本人が表明された意思を預かり、適切に伝える仕組みづくりについても検討していきます。

  • エンディングノートをはじめ、必要な情報を積極的に提供し、今後とも市民の不安の軽減に努めていただきたいと思います。

    また、エンディングノートの普及から一歩踏み込んで、おひとり暮らしなど孤立しがちな方については、地域コミュニティや民生委員の方々と更に連携を強化し、最期まで安心して生活できるような体制づくりをはじめ、専門家や民間事業者とも連携しながら、死後事務のサポートについても検討していただくよう要望します。