指定管理者制度について

平成29年予算特別委員会(第2日目) 開催日:2017.03.15

  • 指定管理者制度について、昨年12月定例月議会での質問を初め、この間、指定管理者の選定における競争性の確保について、繰り返し要望させていただいてきました。

    また、先日の我が会派、池上議員の代表質問におきまして、指定管理者制度における競争性の確保について、大枠での取り組みの方向性について答弁がありましたが、平成29年度におきましても多くの施設で指定管理者の選定が行われ、そのための選定委員会委員の報酬が予算説明書の97ページ、114万円として計上されています。

    それでは、具体的に、平成29年度において実際の指定管理者選定手続に入っていく生涯学習市民センターと図書館の複合施設について、お伺いさせていただきます。

    今年度から先行して導入しているさだ、牧野の状況や競争性確保の観点、施設特性等を踏まえ、平成30年度からの複合全6施設への指定管理者制度導入を図っていくことになると思いますが、平成29年度、市として具体的にどのように取り組んでいかれるおつもりなのか、お伺いいたします。

  • 本市の生涯学習市民センターは、他市の同種施設と比べて規模が大きい上、各施設が有する機能、役割も多様です。

    指定管理者の選定に際し、各施設の多様性を踏まえ、事業者が創意工夫を発揮し得意分野を生かすことができること、また、選定における競争性の確保の観点等も踏まえ、業務仕様書を検討してまいります。

    鈴木 文文化生涯学習室課長

  • 選定における競争性の確保の観点を踏まえていくとのお答えでしたが、具体的に、事業者のニーズを把握するため、市として何らかの取り組みは行っているのか、お伺いいたします。

  • 昨年12月から1月にかけて、本市及び他市で同種施設の指定管理業務の実績を有する事業者等に対するヒアリング調査を実施し、事業期間、対象事業費規模などの、市が提示する公募条件設定に関する意見等の聴取を行いました。

    本市といたしましては、事業者から聴取した意見等も踏まえつつ、平成30年度からの複合全6施設への指定管理者制度導入に向けた取り組みを進めてまいります。

    鈴木 文文化生涯学習室課長 

  • 昨年12月の定例月議会で、指定管理者選定における競争性の確保は市として積極的に取り組むべき課題であり、平成28年度に選定した市民会館に限っては、そうした取り組みが見られ評価できるとも申し上げました。

    繰り返しになりますが、平成29年度も多くの施設の指定管理者選定が行われます。

    選定における競争性の確保を図るため、市としてしっかりと取り組んでいただくよう要望させていただきます。