休日保育について

平成25年決算特別委員会(第4日目) 開催日:2013.10.09

  • 続いて、昨年度から本市で初めて実施されています休日保育について、お尋ねします。

    社会・経済状況の変化に応じ、保護者の就労形態も多様化してきており、特にサービス業などでは、休日や祝日の勤務が増加していると思います。そうした中で、安心して働き、子育てができる環境として、休日保育の役割は重要ではないでしょうか。

    そこで、改めて、休日保育の内容と、昨年度1年間、休日保育を実施してきた実績、さらに事業にかかった経費について、お尋ねします。

  • 本事業につきましては、平成24年度に移管する公立保育所民営化の条件といたしまして、さだ保育園で実施したもので、4月当初から利用者登録を開始しまして、保育については、4月29日日曜日から開始いたしました。

    事業内容につきましては、市内の認可保育所等に入所している児童で、保護者が休日においても就労のため児童の保育ができない場合に利用していただけるよう、定員をおおむね10人として保育を行っています。

    その実績といたしましては、開園日は65日で、延べ利用者数は228人であり、1日当たりの平均利用人数は、約3.5人です。なお、最も利用人数が多い日は、11人の利用があった日が1日、逆に最も利用人数が少ない日は、0人が9日ございました。

    次に、経費につきましては、委託料といたしまして、215万3,000円でございます。そのうち、減免及び多子軽減に伴う経費といたしまして、16万500円が含まれております。
    富田雅信子育て支援室課長

  • ただいま、平成24年度の実績を御回答いただきましたが、事業開始1年目ということや保護者の都合で利用状況に差が生じることはやむを得ないとは思いますが、事業の効果測定として、どのように評価しておられますか。

    また、今後どのような取り組みを考えておられるのか、お尋ねします。

  • 平成24年度からの実施に当たりまして、市内各保育所・園において本事業のお知らせを行うとともに、『保育所(園)入所の手引き』、ホームページ等でも事業の周知を行い、事業を実施してまいりましたが、現状におきましては、定員の範囲内で推移しているというところでございます。

    保護者の就労形態が多様化する中で、現在実施していますニーズ調査の結果や、枚方市子ども・子育て審議会での御意見を踏まえ、枚方市子ども・子育て支援事業計画に考えをまとめてまいります。
    富田雅信子育て支援室課長

  • 休日保育の実施が、南部地域のさだ保育園1カ所では、市民の利便性を考えると少ないとも思います。利用状況の考慮は当然必要であるとは考えますが、距離という制約により利用できない保護者の方もおられると思いますので、今後、利用状況とニーズを踏まえた上で、北部、中部、東部の各地域での事業の展開を検討いただきますよう、要望させていただきます。