電話交換機器の使用について

平成25年決算特別委員会(第2日目) 開催日:2013.10.07

  • 次に、電話交換機器の使用について、お伺いします。

    決算概要説明書76ページの(6)電話交換機器使用料258万3,000円について、この経費はどのような内容のものか、お聞きします。

  • 電話交換機器使用料の内容について、御説明いたします。

    市役所の代表電話に多数かかってくる外線や各部署の内線で通話するためには、電話交換機が必要となりますので、この機器類の保守も含めました賃貸借の経費となっております。
    長村吉伸総務管理課長

  • 市役所の代表電話は、電話交換室で受けてから各部署へ振り分けていると聞いておりますが、代表電話の1日の着信数や振り分け先、電話交換業務に係る運用体制、人件費などの経費について、お聞きします。
  • 市役所の代表電話には、1日平均約2,500件程度の着信があり、その振り分け先としましては、税関係、福祉、国民健康保険の関係が多く、着信全体のおおむね5割程度となっております。

    また、電話交換業務につきましては、現在、正職員2名と任期付職員4名の体制で運用しており、人件費総額は年額約2,260万円となっております。そのほか、先ほど御説明しました電話交換機器使用料が必要な経費となっております。
    長村吉伸総務管理課長

  • 現在、用件のある部署がわかっていても、一旦電話交換を経由しなければならず、代表電話が込み合っている場合などは、待たされることになります。また、市役所からかかってくる電話は、代表番号しか表示されず、どの部署からの電話かわからず、受け手は困惑します。

    市民サービス向上を図るために、より効率的な運用に向けて、電話交換業務の在り方を変えていかねばならないと考えますが、見解を伺います。

  • 現在の電話交換業務につきましては、市役所への電話の一括窓口としての機能を有しており、一定の必要性はあるものと認識しております。
     一方で、用件のある部署がわかっている場合にまで電話交換を通すことの非効率さについても、十分認識はしております。

    今後の電話交換業務の在り方につきましては、各課の内線電話に直接受電できるダイヤルインの導入も含めまして、市民サービスの向上の観点に立って、より効果的、効率的な運用が図れますよう、その運用方法や業務執行の在り方について、多面的に検討してまいります。
    長村吉伸総務管理課長

  • 今、御答弁いただきましたように、所管の部署としても非効率さを認識されているということですので、コールセンターを含め、前例にとらわれることなく、限られた財源の中で市民サービス向上を図る観点から検討をお願いいたします。