【4.庁舎内における「しんぶん赤旗」勧誘・配布・販売について 6月議会一般質問】
今回、一般質問は7項目。先だって、ブログには全7項目上げてます。重点項目1と4と6、Facebookで報告します。(他項目も重要視してますが、とりわけの3つ)
<庁舎内における「しんぶん赤旗」の勧誘・配布・販売について 質問への思いやねらい>
議会答弁から、枚方市の庁舎内で「しんぶん赤旗」の勧誘・配布・販売が行われていることが明らかになった。(市議会議員も関与している)
日刊紙で月3,497円、日曜版で月823円。合わせて月額4,320円、年間51,840円にもなり、職員負担も大きい。公務員の政治的中立性の問題・断りにくいという声もある。こうした状況において、はたして公務に支障をおよぼしているのか・いないのか、庁舎管理規則上問題があるのか・ないのか。市として詳細な実態を把握し、確認する必要があるんではないか。
※今回、偶然みんなの党のかじや議員、自民党の田口議員もこのテーマを取り上げました。3会派が質問は全国的にも珍しいのかもしれません。先述しましたが、かじや議員の質問では、共産党の議員から激しいヤジあり、私自身もヤジを受けるかもとレッドブルを服用しましたが、大きなヤジはありませんでした。
【Q1】一般質問1日目の鍜治谷議員の質問の確認として「しんぶん赤旗」の勧誘、配布、販売が枚方市の庁舎内においても行われていることについて、実態があるとのこと、間違いないか?また、本庁以外の他の市庁舎について同様の実態があるのか?
【A1】先日答弁したように「しんぶん赤旗」の配布、集金については、いくつかの職場におきまして確認しているが、職員に対する勧誘の状況につきましては把握していない。なお、本庁以外の庁舎でも確認しているが、個別の詳細までは把握していない。
【Q2】 政党機関紙である「しんぶん赤旗」が庁舎内で配布、集金がされているという事実が少なからず確認されているとのこと。
 このことは全国的にも問題になってきている。新聞でも報道のとおり昨年12月10日付の産経新聞、九州山口特別版、引用すると「他の管理職職員も大半は購読しているわけではないので断るわけにはいかないと思った。」との行橋市職員のコメント、また去る6月17日の産経新聞でも「多くの職員が、副主幹昇任時に議員から勧誘を受け、市庁舎内で購読の勧誘が行われていた」と伊丹市の部長の説明が紹介されている。
 しんぶん赤旗は日刊紙で月3,497円、日曜版で月823円。合わせて月額4,320円、年間51,840円にもなる。これは決して安くない金額で、職員にとっても大きな負担となる。
 先日の答弁にもあった、対職員という地位の優位性を利用していると思われても仕方がない、市議会議員が関与し「しんぶん赤旗」販売が庁内で行われていることが一部でも確認されている以上、やはり庁舎内での勧誘も含め、実態を把握するために職員に対し、購読等の状況について詳細な調査をすべきではないか?
【A2】「しんぶん赤旗」を購読する、しないは、あくまで職員個人の意思により行われていると考えており、購読等の状況について調査することは予定していない。
【Q3】「しんぶん赤旗」の購読が職員の意思で自発的に行われたか、または市議会議員の勧誘があったのか、職員に対して調査を実施し、勧誘の実態があれば禁止すべき。調査の内容については、市議会議員から購読の勧誘を受けたことがあるか、その勧誘は圧力と感じたか、実際に購読したか、いつから購読しているか、勧誘を受けた時の役職など確認すれば実態は把握できると思う。川崎市では、職員を対象に政党機関紙の購読勧誘に関するアンケートを実施され、そのアンケート実施に対して思想の自由を侵す行為だとして市が訴えられる裁判があったが、請求は棄却されたとのこと。本市では、「しんぶん赤旗」に限らず政党機関紙の購読の勧誘の実態を調査されないのか、また調査を実施しない理由についてはなぜなのか?
【A3】「しんぶん赤旗」の購読に関する調査は、これを購読する・しないは、あくまで職員個人の意思により行われていると考えている。このため職員の個々の考えの把握につながるような調査を行うことは、市として考えていない。
【意見】思想信条の自由は守られなければならない。私が申し上げたいのは、個人の内面・個々の考えの調査ではなく、実態としてどうなのかを把握する必要があるのではないかということ。市として早急に実態を把握するとともに、今後違反行為には厳格に対応いただくことを要望する。

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