【議案質疑】地域公共交通運行継続支援事業経費について（令和3年3月定例月議会）

投稿日 : 2021年4月9日最終更新日時 : 2021年4月9日投稿者 : 昌幸上栫カテゴリー : 令和3年度　議会報告, 枚方市議会質疑応答, 議会報告

地域公共交通運行継続支援事業経費について

議案第154号　令和３年度大阪府枚方市一般会計補正予算（第1号）のうち、地域公共交通運行継続支援事業経費についてお聞きします。
新型コロナウィルス感染症の関係で利用者が減少しているバス・タクシー事業者への運行継続支援として2,872万円（２８，７２０千円）が計上されておりますが、その内容についてお聞きします。
緊急事態宣言の発出に伴う外出自粛等の影響により、利用者が減少するなど厳しい経営環境にあるバス及びタクシー事業者に対して補助するものです。
補助金額の内訳としましては、枚方市内に営業所を置くバス及びタクシー事業者に対して、その営業所で所有する車両に対しまして、バス１２９台に対して１台につき１２万円、タクシー３３１台に対して１台につき４万円の補助を予定しております。
交通事業者への補助を行う理由と内容については一定理解しました。
ただ、コロナウイルス感染症については変異型が現れるなど、未だコロナウイルス感染症の感染者数が増えているなか、公共交通事業者に対する補助をどういう経過で今行うことにしたのでしょうか。
昨年4月から5月の新型コロナウイルス対策特別措置法に伴う対策緊急事態宣言解除後、減少していた利用者が戻りつつある中、第２波、第３波と感染症が拡大し、1月には2回目の緊急事態宣言が発出されました。
また、バス・タクシー事業者から国の第3次補正予算を活用した支援策の検討についての要望書が提出されました。
本市といたしましても、地域公共交通が地域の社会生活の基盤として今後も適切に維持されるよう事業者に対し、支援するものです。
枚方市内に営業所をおくバス及びタクシー事業者ということでしたが公共交通というカテゴリの中で、抜け漏れが無いように対応いただくとともに、こうした対策はタイミングも非常に大事になってきます。
新型コロナウイルス感染症の影響はこれからも続くことが想定されることから、時期を見極め、その時その時に求められる対策を機動的に実行いただきますよう要望します。