包括外部監査について

平成30年 2018予算A日程 開催日:2018.03.20

  • 予算書101ページ11.包括外部監査経費、委託料1,002万2千円に関して、お尋ねします。枚方市では、中核市移行前の平成18年度から包括外部監査を実施し、外部の専門家から有益な指摘を受けていますが、指摘を受けて終わりでは意味がありません。市として、包括外部監査における指摘にどのように対応していくのか、お伺いします。

  • 包括外部監査結果報告書において指摘を受けた事項については、対応が完了したものについて、地方自治法の規定に基づき監査委員に通知しております。

    また、改善に向けた対応状況を毎年度確認することにより、取組を推進するとともに、対応状況を市ホームページに公表しているところであり、平成30年度も引き続き、取組を進めてまいります。

  • 指摘に対して、改善に向けた対応の進捗管理を行っているとのことですが、これだけの費用をかけて包括外部監査を受けているのですから、有効な活用に向けた更なる取組が必要と考えますが、市の見解をお伺いします。

  • いただいた指摘をより有効に活用するためには、現に監査を受けているときから包括外部監査人の指摘の趣旨を深く理解し、改善目標を明確にしていくことが必要であると考えております。

    このため、来年度から、包括外部監査の進め方を見直し、監査対象部局と包括外部監査人とのコミュニケーションがより円滑かつ有効なものとなるよう、取り組んでまいります。また、監査対象部署のみが指摘事項を受け止めるにとどまらず、全庁的に共有される仕組みを検討してまいります。

  • 中核市にふさわしい自己決定、自己責任を果たすためのチェック機能を強化する観点から、包括外部監査を大いに活用すべきです。

    監査結果を市全体に対する指摘と受け止め、市全体の業務改善につながる具体的な取組みを進めていただくように要望します。