健康寿命の延伸について | 高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進

平成28年3月定例月議会 開催日:2016.3.4

  • 健康寿命の延伸についてお聞きします。
     
    厚生労働省において、平成25年における平均寿命と健康寿命の差が示されており、男性は平均寿命80.21歳、健康寿命は71.19歳と9.02歳の差、女性は平均寿命86.61歳、健康寿命は74.21歳と12.40歳の差となっています。
     
    平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減にもつながると考えます。
     
    市政運営方針では、「健康寿命の延伸をめざし、医療・介護の一層の連携を図るため、高齢者施策の推進体制を強化します。」とされていますが、枚方市においては、高齢者施策を進めるうえで、目指すべき健康寿命を設定されているのかお伺いします。
  • 健康寿命の延伸についての質問にお答えします。
     
    健康寿命については、その算定方法が複数あることや、様々な条件設定があることなどから、本市においては、目標とする健康寿命を定めておりませんが、今後、施策を進めるにあたり、高齢者の方が、住み慣れた地域で、健康に暮らす期間を少しでも伸ばすことができるよう、医療機関や介護事業所などによる地域ケア推進実務者連絡協議会の活性化を図るなど、関係機関との連携を強化してまいります。
  • ご答弁から健康寿命について、算定や条件設定が複雑であることは一定理解しますが、他市においては健康寿命を目標として定めているところもありますので、しっかりと目標設定をお願いいたします。
     
    厚労省でも健康寿命と平均寿命の差を打ち出し、その縮小を目指していることから、意識付けのためにも、その乖離のデータを積極的に出していくことが必要と思います。
     
    また、健康づくりに興味がない人たちへのアプローチが急務であるということも意見として申し上げておきます。