6月議会初日、外郭団体報告において、文化国際財団の経営状況を質疑しました。財団法人から公益財団法人に移行すると寄付金が増えるから、、ということで公益にしたものの、寄附の金額は惨憺たる状況。(昨年度はゼロ・・)これなら一般財団法人にしといた方がいいんじゃないのかなと。
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Q1:報告7号 公益財団法人枚方市文化国際財団について、
平成24年4月より公益財団法人に移行し今年で3年目、どういった目的で公益財団法人に移行したのか?
A1:公益法人について平成20年12月の制度施行から5年内に新たな公益社団・財団法人又は一般社団・財団法人に移行の申請を行う必要があった。文化国際財団について、その活動が地域文化の創造と地域社会の国際化に寄与しており、公益性の高い事業を引き続き実施するために公益財団法人へ移行した。
公益財団法人は、寄付金税制の優遇や公益目的事業については非課税になるなどのメリットがあり、大阪府の認可を受けることで定期報告や3年ごとの立ち入り検査などが行われ、一般財団法人に比べ社会的な信用力にも優れていることもメリットとしてあげられる。
Q2:これまで公益財団法人への移行のメリットとして寄付金が受けやすくなるという認識をしてきたが、予算書を見る限り平成25年度も26年度も受取寄付金が2000円となっており、実績額においても寄付金が増えていないことが容易に想像できる。
こうした状況から公益財団法人とした目的が達成されていないのではないか。寄付金の実績額を含めこの点の見解を伺う。
また、メリットが最大限活かしきれていないなら、維持するための事務量など考えると、あえて公益財団法人ではなく、一般財団法人にしたほうがいいのではないか?
A2:寄付金は、平成24年度決算で10万円、平成25年度の決算については(正式には9月になるが)、寄付金の実績なし。
財団も寄附をお願いしている。
今後も、寄附における税制優遇措置について広くPR、公益財団法人のメリットを活かし事業費の確保に努めていく。
また、文化国際財団は、本市の公益事業を担っており今後も、一般財団法人ではなく公益財団法人として事業活動を促していく。

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