既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化等について

令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07

  • 様々な未来の投資を進めていくため、新たな技術の活用や民間事業者との連携など、既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化等を進めていくとされています。

    よく言われるのは、市役所は、新たな取り組みを始めるとき、他市の状況を見てから取り組むといった、いわゆるリスク回避、横並びの発想が組織風土として根付いているのではないかということです。

    今回あえて市長は、「既成の枠にとらわれない」と述べられたわけですが、このことについて市長の思いをお聞きします。

  • 既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化等についてお答えします。

    昨今、2040年問題への対応など、地方自治体を取り巻く状況の変容とともに、これまで以上に、地方の創意工夫、独自性の発揮が求められています。

    こうした状況において、既成概念や行政の枠にとらわれない斬新な発想や民間的な感覚を取り入れ、これまでの行政運営を見直していくことは、一層重要であると考えています。

    こうした取り組みは、既成の枠にとらわれることなく、常にチャレンジ精神を持ち、枚方の未来を創っていくという思いのもと進めてまいります。

    また、職員には、失敗を恐れず積極的にチャレンジすること、今を変えていくことの重要性について、常日頃から伝えているところです。

    そうしたことから、若手・中堅職員のチャレンジをしっかりと評価していくことが重要と考えており、今後、庁内の若手・中堅職員の現場での視点や発想を生かしたボトムアップによる提案を受ける仕組みづくりについて検討していきます。

  • 役所組織というものは、どうしても縦割り、前例踏襲、事なかれ主義に陥りがちです。

    法令に則って仕事をしている以上、一定仕方がないことですが、これから財政的にも厳しい時代を迎え、住民が役所に求めるニーズも多様化する中、決まったことを確実に遂行するだけでなく、新しいことにチャレンジしていく人材を育てていく必要があります。

    また、評価制度の改革だけでなく、職員採用の選考基準や民間からの幹部職員の登用なども、既成の枠にとらわれない組織風土の構築に必要だと考えますので、既成の枠にとらわれずに取り組んでいただくよう要望します。