京阪連続立体交差事業について

令和2年度予算特別委員会 開催日:2020.3.27

  • 一般会計予算説明書345ページにある京阪本線連続立体交差事業経費、43億6475万8千円についてお伺いします。
    京阪本線連続立体交差事業については、事業着手からこれまでの間、用地取得に取り組まれ、約6割の用地取得が完了したと聞いております。
    そこで、京阪本線連続立体交差事業費により事業を進めた場合の用地取得にかかわる業務内容と取得見込みについてお伺いします。
  • (連続立体交差推進室課長)
    用地取得の主な業務内容については、物件補償費を算出するための調査や用地交渉業務及び契約締結後の登記業務等であり、令和2年度末では用地取得が全体の約7割に達する見込みです。
  • 京阪本線連続立体交差事業については、令和2年度末で用地取得率が7割と聞きますと、いよいよ鉄道高架工事の着手が近づいていると感じます。
    そこで、工事着手に向けた取り組みのなかで、文化財調査委託料が計上されていますが、その内容についてお伺いいたします。
  • (連続立体交差推進室課長)
    文化財調査委託につきましては、令和元年度に実施した文化財の試掘調査により、国道1号から枚方公園駅付近までの区域で本格的な調査が必要となったため、順次実施する予定であり、令和2年度には伊加賀寿町地内で調査を行う予定です。
  • 事業用地の取得も終盤に差し掛かり、今後も様々な状況に直面することも予想されますが、京阪本線連続立体交差事業は市民の方々の関心も高く、早期の完成を望まれています。
    そこで市として、権利者の方に対し親切丁寧な事業説明を行うとともに、鉄道高架工事の着手に向け、積極的に取り組まれるよう要望しておきます。