職場研修について

令和2年度予算特別委員会 開催日:2020.3.27

  • 次に、職員研修経費についてお尋ねします。
    令和2年度の一般会計予算説明書の139ページに「職員研修に要する経費」が計上されており、そのうち、職場研修費として731千円が計上されていますが、この予算は主にどういった目的で執行されるのかお伺いします。
    また、あわせて、令和2年度は、どのような内容の職場研修を予定されているのかについてお伺いします。
  • (人事課長)
    職場研修経費は、毎年、各職場において研修の主担者として選出している「職場研修主担者」に対し、効果的な職場研修を実践できるよう実施する集合研修等のために執行するものでございます。
    令和2年度の職場研修の内容としては、各職員が人権感覚を養うことを目的とする人権研修、及び市における倫理の保持及び遵守を推進するための公務員倫理研修を必須項目とし、加えて各職場において、実情に応じたテーマを選択し実施する予定でございます。
  • 来年度は、人権研修や公務員倫理をテーマに実施予定とのことですが、確かに人権や倫理観といったものは、職員として身につけておかなければならない大事な要素かと思います。
    しかし一方で、その時々の状況に応じたテーマ、例えば、市長が「挑戦する自治体」を掲げている中、全職員が業務改善に向けた意識やチャレンジ精神を持つことができるような研修を、各職場において実施することも必要だと思います。
    今後、そういったテーマの研修を加えることもご検討いただければと思います。
    また、各職場においてそのような研修を実施する必要性は理解していますが、職員の自発的な研さんも人材育成にとっては重要な要素だと思います。
    しかし、自己研さんに、どのように取り組んだらいいのか迷っている、あるいは、どのような教材があるか分からず、自己研さんに至っていないといった職員もいるのではないでしょうか。
    そこで、例えば、国が推奨している研修教材などの情報や、外部機関において実施される幅広い分野の研修情報などを積極的に発信し、その内容を職場研修に取り入れることや、職員の自己研さんに繋げるといった「ヒント」を提供することも必要だと思いますので、そのような取り組みについても是非実施いただきますよう要望します。