防犯カメラの管理について

平成28年9月定例月議会 開催日:2016.9.15

  • 次に3.防犯カメラの管理についてお伺いします。
     
    本議会に補正予算を計上され、650台の街頭防犯カメラを増設し、平成29年10月から運用されるわけですが、市内には市の施設を管理する防犯カメラも多数存在すると聞いております。
     
    本市が設置した防犯カメラは全体として何台あるのかお伺いします。
  • 次に3.防犯カメラの管理についてお答えいたします。平成28年7月1日現在、街頭に設置している防犯カメラは329台、学校など施設を管理する目的でそれぞれの施設管理者が設置しているカメラが457台、合計で786台でございます。
  • 防犯カメラの管理について、先ほどのご答弁で本市設置の防犯カメラが全体で786台存在するとのことですが、施設管理のために設置されているカメラの台数についてお伺いします。
  • 主な設置箇所の台数といたしましては、45小学校に68台、19中学校に19台、7幼稚園に7台、岡東駐車場に32台、自転車駐輪場16ヶ所に68台でございます
  • 多くの施設に防犯カメラが導入されていますが、これらの設置に際して、部内において、または所管部を超えて導入時期、仕様は統一されているのかお伺いします。
  • 各施設の防犯カメラについては、記録媒体や画質等必要となる機能に応じて、それぞれの所管部署が、施設に合わせた仕様に基づき、必要と判断した時期に導入しており、所管部を超えての統一は行っておりません。
  • 今回、私のほうでも確認をしました。「本市の施設等における防犯カメラの設置状況」22の部署で(同じものがあるかもしれませんが)ざっと見た限りでは43種類の種別・仕様があり、部署ごとに管理される、縦割り行政の弊害を感じさせるものでした。街頭にも施設にも多くの防犯カメラが設置されているわけですが、それらカメラの更新時期を合わせて、屋外は屋外、建物は建物、必要な解像度や録画期間ごとに仕様をまとめ、一括で発注することでコスト的にメリットが出ると思うのですが見解をお伺いします。
  • 先ほども申し上げた通り、これらの防犯カメラは設置時期や仕様がそれぞれ異なるため、更新時期を合わせての一括発注は困難であると考えていますが、各部署の次長級職員で組織しております危機管理施策推進委員会において、それぞれが所管する防犯カメラの内容について情報共有してまいりたいと考えています。
  • 縦割り行政を打破していく必要があります。いずれの防犯カメラも目的、重要性は変わりありません。ですから導入に際しては、今ご答弁にもありました全庁的な組織などで、各部が所管する防犯カメラの詳細について情報共有をする。
     
    例えば屋内用と屋外用とかの用途ごと、高画質と普通画質とかの性能ごとに仕様を合わせて、可能な限り一括購入するよう要望いたします。
     
    部署を超えて一括購入もできるということのようですし、また物品購入のあり方についても、何が共用物品なのか、事務軽減の視点で改善できるものは見直しも必要と思います。加えて、防犯カメラに関する基準・要領を調べたところ「本市の施設等における防犯カメラの設置及び運用に関する基準」「枚方市防犯カメラの設置及び管理要領」「枚方市無線通信式防犯カメラの設置、管理及び運用に関する要領」の3つがありました。
     
    これも、一見しただけでは違いが判らないものですので、統一で1つ(少なくとも2つ)にするか、名前を分かりやすく改めるべきです。