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3月議会開始

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本日より3月議会が始まりました。(今任期最後の議会)

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職員の定年等に関する条例及び職員の再任用に関する条例の一部改正についての反対討論をさせていただきました。

急きょ討論の役をいただき、2会派の仲間に大変ご協力いただき何とかやりきりました。(ご協力ありがとうございました(*’▽’))喉ガラガラでした、お腹に力入れて頑張りました。

全文については末尾に討論を掲載してますが、概要としては、これまで役所内の定年退職について、9月・3月の誕生月の近い方で退職して、人件費削減をしていた。効果額は多い時で年間2億、近年は年間5千万となっていたが、これを9月をやめ年1回、3月にもどすというもの。

一方、定年後の再任用職員の任期について、今は3月終わりだけなのを9月終わりも設定。行政側の説明としては、今より更に効果がでるから効果があると。今プラス1380万。

これについては、その理由を考えても納得できないもので、行政に聞いても明確な計算式や数値が出てこなかったものです。

どう考えても、効果が出るのは5年後以降になり、今より人件費は増える。5年で2億5,000万。

本会議でも、議員の質問に行政側がまともに答弁していない感がありました。反対は13人、賛成多数で議決されました。

今回、なんのために変更する必要があったのか?? 疑問でなりません。

討論でも少し触れましたが、正職員の定年時と、再任用の終了時と、両方で誕生月の退職でよいのかなと思います。効果額もさらに大きくできます。

さて、議会の初日は予算・補正予算・条例の一部改正等41議案の審議。

説明長時間・質疑も多々あり16時後半過ぎまで。一日座りっぱなしでグッタリしました。

おまけに風邪気味…

3月議会は16日までの13日間。短い期間ですが一生懸命頑張ります!

次世代にツケを残すな!

反対討論

只今、上程されました議案第102号の職員の定年等に関する条例及び職員の再任用に関する条例の一部改正 について 改革市民会議 未来に責任・みんなの会 二会派を代表して反対討論をさせていただきます。

これまでの議論で半期退職の効果額の話がありました。

制度設計当初の効果額は毎年約2億円で、退職者の減少とともに効果額が下がってきたということでした。近年、その効果額が約5,000万円に減ってきているとは言え、それでも約5,000万円の効果があるものをすぐやめる必要はありません。

今回は半期退職(年2回の退職)を3月退職という年1回に戻したことの一方で、再任用の終了時期を半期に一度、年二回としていますが、これだと人件費についての効果が出はじめるのは5年後です。

民間企業においては、四半期退職や誕生月退職が主流です。

今回、戻した理由は組織体制の安定化ということもありますが、それは全体の中で差配をしていけばよい話なのではないでしょうか。

またそもそも、この再任用制度は「雇用と年金との接続」をはかる観点があり、また年金は支給対象年齢になった誕生月の1日生まれは当月、1日生まれ以外の方は翌月から支給されるわけですから、正職員も再任用制度も、半期退職でよいはずです。

こうした観点からも、今回のように、一部分をとりだして変更するのではなく、能力や意欲をより給与に反映させる、人事制度の抜本的な改革が求められるところです。定年延長のあり方についても、H28年4月以降に考えるということですし、この問題だけを先に取り上げ、進める必要はありません。

以上を申し上げ、反対討論と致します。