九州編 長いので約8分割してます。これは1日目 4のうち3つ目です。端折ってますが、基本見たままなのでかなり長文、失礼します。

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1日目3 地熱発電編 2本の井戸で循環 大地からのおくりもの】

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太陽光・風力に続き、地熱発電へ。これは前二つから少し離れたところでした。標高約1,100mの高さゆえ、かなり涼しかったです!(100mごとに0.6℃下がるとされるので)30℃以下が殆どだそうです。冬も寒いとの事ですが…

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自然エネルギーに対する注目から、今では年間に5万人が訪れ、これまで通算200万人が訪れた、とのことです。

<八丁原地熱発電所>

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  • 1号 昭和52年6月運転開始 2号 平成2年6月運転開始
  • 設置場所 大分県九重町(約1,100m)
  • 出力 55,000kW×2基(バイナリ―発電 2,000?)
  • 関係会社で約100名、社員で37名が勤務(当日は雷雨もあって、緊張の緊急体制でした)
  • 井戸の深さは最深3,000m(浅いもので760m~)
  • 蒸気使用量は毎時890t
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井戸を掘るのにお金がかかる、テスト堀で一回数億円。
(画像のタービンは実際に使っているもの、メンテナンス時に交換されるもの)

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地熱は、画像にもある通り、マグマの熱だまり(地熱貯留槽)から蒸気を取り出し、(キャップで蓋がされている上部分)蒸気により、タービンを回して発電するものです。

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蒸気井で蒸気を取り出し、タービンを回して発電、還元井を通して蒸気の残り水を還す。

還元井があるがゆえに、また還された水がマグマで熱されて地熱貯留槽へ入っていきます。

また、ここは山の上、海も川もない(筑後川の源流部分)ところです。

発電には、冷却に使う水が必要になりますが、この水も循環させ、再利用しています。
(外国では、この冷却方式で山上に原発があるという話もありました)

○純国産のエネルギー
○燃料が不要
○半永久、安定して利用できる
○クリーンエネルギー

といいとこが多い地熱発電なのですが、残念ながら、地域が限られており、九州と東北に集中しています。

全国で地熱発電は約55万?と言われていますので、ここは全国の20%に相当する量を発電。

よく、蒸気には不純物があり、管がよく詰まるということがデメリットとして言われます。

この点も確認しましたが、蒸気井(取り出す方)は300℃くらいのため、不純物がくっつかないものになっているということでした。

一方、還元井はよく詰まるため、ジェット洗浄や交換で対処。

現在、還元井は18本あるうち、2年に1本のペースで掃除しているそうです。

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質問で、太陽光と風力に置き換えするとするとどれくらいとなるのかと訊ねましたが全くナンセンスといった感じで、

「地熱発電はベース発電。
太陽光は太陽がないといけないし、風力も周波数調整が難しい。主にはなりえません」

といった回答でした。

確かに、今回に視察した太陽光も風力も、数字で見ると全く比較になりません。年間発電力量は約8億7千万キロワット時。約20万世帯分。

…に対して、今回の太陽光は約106万キロワット時ですので…

今後の開発も前向きに

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国としては、新しく地熱発電できる箇所がないか調査を行っており、新しい候補地があるようだ、とのことでした(調査の流れとして、今は技術進展により上空カメラ撮影によって第一候補地が調査できるようです。その後、テストボーリング、経過観察と進むようです)。

ビデオでも紹介されていましたがまさに「大地からのおくりもの」。

改めて電力を、大事に、大切に使っていかなければならないと思います。

1日目
太陽光発電編 完
風力発電編 完
地熱発電編 完
次回 九重夢吊橋編

2日目
地熱発電編(ホテル杉乃井 地熱発電所)
別府役所編
地獄めぐり編(早足でまわる)
昭和のまち編(大分県豊後高田市)